RAZAMANAZ (1973)

（２００8年３月８日　ＮＡＺ記入）

【アルバム】

３作目にして、再デビュー作で、出世作です。
ディープ・パープルのロジャー・グローバー(Roger Glover)によるプロデュースの初回作。
　
一般的には、このアルバムと、「人喰い犬」が代表作と言われますが、確かにナザレス「らしさ」と言う意味では、間違いなくその通りです。
　
以後、「稲妻の」って形容詞が付けられる事が多かったですが、それはジャケットを見れば一目瞭然です。(Design by Dave Field)
　
粒揃いの楽曲が並んでいて、お勧めを１曲に絞れないアルバムです。
順当に選べば、アタマとケツです。

Dan McCafferty (Vo)
Manuel Charlton (Gt)
Darrel Sweet (Ds)
Peter Agnew (Ba)

ＮＡＺは、友達から借りてカセットテープで聴いてましたが、後の再発盤を購入してます。

（日本フォノグラム　再発盤：BT-5158）
（オリジナルリリース：RJ-7037）

【紹介】アナログＬＰレコードのデジタル化に便利です。
プリンストン「 デジ造（音楽版 」

表

【Ａ面】

  1. Razamanaz
    ド頭から、超ハードなロックンロールで、かっ飛ばしてます。
    曲自体は単純なんですが、それが最大の魅力です。
  2. Alcatraz
    「ドッタンバッタン」なインディアン風リズムのハードな一撃です。
    レオン・ラッセルのカバー。
    …カバー曲も得意分野なんです。
  3. Vigilante Man
    ２曲連続で、ウディ・ガスリーのカバー。
    「自警団員」の日本語タイトル。
    マニーお得意のスライドギターが特徴の、５分超の大作です。
  4. Woke Up This Morning
    前作の再レコーディング曲です。
    前作では唯一のハードな曲だったのですが、このアルバムの中だとそんなに目立たないです。

【Ｂ面】

  1. Night Woman
    Ｂ面は、ポップな曲が並んでいます。
    ドラムからの入りが印象的。
  2. Bad Bad Boy
    確かシングルで、そこそこヒットしたと思います。
    聴きやすいポップな曲です。
    ここでも、スライド風ギターが生かされてます。
  3. Sold My Soul
    Ｂ面で唯一なポップじゃないヘビーな楽曲。
  4. Too Bad Too Sad
    一転、アップテンポな明るいポップナンバー。
    ベースを中心にした一体感のある重厚なバック演奏は好きです。
  5. Broken Down Angel
    メロディックなポップチューンに仕上がってます。
    シングルヒット曲。
    「ラブ・ハーツ」以外では最大のヒットじゃないでしょうか？

裏
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