BBC RADIO 1 LIVE IN CONCERT (LIVE 1972,1973)

(2008年2月10日 NAZ記入)


【アルバム】

珍しく国内で正式にリリースされたライブ盤。
(1991年だったかな?)
音源は、1972.6/5と1973.5/17のThe Paris Thatreでの演奏。
そういう意味では、ごくごく初期の貴重な演奏を聞く事が出来ます。

もち、オリジナルメンバーでのライブ。
オリジナル・メンバー

収録曲の構成を見ると、圧倒的に3作目(出世作)が多い。
 ・NAZARETH:2曲
 ・EXERCISES:2曲
 ・RAZAMANAZ:6曲
 ・未発表:1曲
(合計が1曲多いけど、8曲目が2枚のアルバムに収録されている為)

あまり話題にならないアルバムですが、若々しさ溢れる名演を楽しむことが出来る「隠れた名盤」と言えるかも知れません。
また、後のライブ盤では聴くことの出来ない曲のライブ演奏が含まれている点も希少価値と言えます。
(イマドキのCDとしては、曲数がちょっと少ない点だけが不満だけど..)

(日本コロムビア/アルファレコード ALCB-824)

CDの帯


ジャケット

【内容】

  1. Morning Dew
    デビュー作「NAZARETH」からの名曲。
    7分にも及ぶ演奏ですが、すばらしい出来です!。
    このアルバム最大のお勧めです。(冒頭にもって来るのはもったいないかも?)
    あまりライブで聴くことの出来ない曲なので、その意味でも貴重。
  2. Alcatraz
    出世作「RAZAMANAZ」の2曲目のハードな一撃です。
    ナザレスの魅力が前面に出てます。
  3. Vigilante Man
    同じアルバムの3曲目。
    徐々に盛り上がる構成の曲。ボーカルの魅力が感じられる。
  4. Razamanaz
    言うまでもなく、メジャーになったキッカケとなった名曲。
    「若いなぁ」と思う一方、初期から演奏も巧かったんだね〜、と感心します。
  5. Night Woman
    「RAZAMANAZ」から、リズムが印象的なポップな曲。
    好演奏です。
  6. Broken Down Angel
    これも「RAZAMANAZ」から。
    シングルとしてトップ10くらいのヒット作。
    ハードでポップでノリノリなロックンロールナンバー。
  7. Country Girl
    1作目「NAZARETH」からのバラードです。
    アコースティックな演奏で、ボーカルの巧さがより際立ちます。
  8. Woke up This Morning
    珍しく、2作目と3作目の両方に収録された曲です。
    2作目の出来が、よほど不満だったのでしょうか?
    でも、この演奏は合格点ですヨ(笑)。
  9. Called Her Name
    2作目から動と静の2面を持つ楽曲をライブで巧く表現している。
  10. Black Hearted Woman
    オールマン・ブラザース・バンドのカバーです。
     公式盤では発表されていない曲です。貴重です。

裏側


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