GREATEST HITS Volume 2 (1996)

(2008年9月13日 NAZ記入)


【アルバム】

title

1978年の『No Mean City』から1994年の『Move Me』までのベスト曲を収録した、第2弾の公式ベストアルバムです。
クレジットの"THANKS"には、「ファンクラブやインターネットのファンにより選曲」されたと書かれていて、どの曲もポップで聴きやすいナンバーが選ばれており、ヒット曲集にふさわしい内容です。

特に、ドライブ中の車内で聴くには、とても良い内容だと思います。
反面、Nazarethのヘヴィーな面や泥臭さなどは感ずる事ができません。
なので、「入門用」としてはうってつけの1枚になると思います。

NAZ個人的には、モーニング・デューのドイツ語版「Morgentau」や、初めて体験する「Winner On The Night」がお目当てでした。

1枚のCDに20曲も収めているので仕方ないですが、一部のナンバーはフェードアウトされて短くされています。
特に残念なのは、お目当ての「Winner On The Night」がたった2分半くらいでカットされてしまっている事。
とても良い曲なのに、残念。

(ENGLAND ESMCD-597)

メンバー

表

【曲目】

  1. Whatever You Want Babe
    『No Mean City』(1978)より。
  2. Star
    『No Mean City』(1978)より。
    フェード・アウトされて終盤がカットされています。
  3. Heart's Grown Cold
    『Malice in Wonderland』(1980)からの名バラード。
  4. Holiday
    『Malice in Wonderland』(1980)より。
  5. Tush
    初のリリースはライブ盤の『SNAZ』(1981)で、その音源でしょう。
  6. Love Hurts
    シングルで発表(1974)され、ヒットした曲です。
    本作には、1981年のライブ『SNAZ』の音源が収録されています。
  7. Cocaine
    初リリースは『SNAZ』(1981)ですが、音源は『Fool Circle』(1981)のライブ音源を採用しています。
  8. Dressed To Kill
    『Fool Circle』(1981)より。
  9. Morgentau
    デビュー作(1971)に収録され、いまや定番になった「Morning Dew」のドイツ語版です。
    NAZにとって初体験のバージョンです。
    「ビョン、ビョ〜ン」と言う「薄い金属板をビュンビュンしならせる音」のような効果音が印象に残ります。
    単にドイツ語化しただけでなく、全く新しいアレンジを体験できました。
  10. Love Leads To Madness
    『2XS』(1982)より。
  11. Dream On
    『2XS』(1982)より。
  12. Milk And Honey
    『Sound Elixir』(1983)より。
  13. Where Are You Now
    『Sound Elixir』(1983)からの名曲。
  14. Ruby Tuesday
    『The Catch』(1984)より。
  15. A Veterans Song
    『Cinema』(1986)より。
  16. Piece Of My Heart
    『Snakes 'N' Ladders』(1989)より。
    アルバム版より少しエンディングがカットされています。
  17. Winner On The Night
    このアルバムで初めて聴く事になる曲です。
    壮大なイントロから始まる「ダイナミック」なバラードで、とても良いナンバーです。
    説明(英文)によると「ドイツ限定のシングル」"Lifted from German-only single"との事。
    後に、『Snakes 'N' Ladders』(1989)のボーナストラックに収録されました。
    本ベスト盤は、僅か2分半でフェードアウトされてしまいます惜しい!が、ボーナストラックはフルバージョン聴く事ができる欲しい!ようです。
  18. This Flight Tonight[1991 Version]
    初リリースは『Loud'n'Proud』(1974)ですが、本ベストアルバムには、"1991 Version"として再録音された『No Jive』のテイクが収録されている。
  19. Tell Me That You Love Me
    『No Jive』(1991)より。
    アルバムでは、「The Rowan Tree」から始まるメドレーの構成になっています。
  20. Let Me Be Your Dog
    『Move Me』(1994)より。
    本ベストアルバム「唯一」のハードなナンバーで締めくくりです。
裏/背景画像
説明

   Nazareth紹介TOPへ戻る